ビームフォーミングは、Wi-Fiの通信速度や安定性を高めるための機能です。親機が子機を追いかけて、最適な電波を集中的に届けることができます。親機だけでなく子機側もビームフォーミングに対応していなければなりません。
「ビームフォーミング」とは?
Wi-Fiルーターのパッケージなどで目にする「ビームフォーミング」とは、どのような機能なのでしょうか。
ビームフォーミングは、Wi-Fiの通信速度や安定性を高めるための機能のひとつです。ビームフォーミング機能を搭載したWi-Fiルーター(親機)は、スマホなど子機の位置を推測し、最適な電波の束(ビーム)を形成(フォーミング)して集中的に届けることができます。
ビームフォーミングを使うためには?
ビームフォーミングを使った通信をするためには、まずビームフォーミング機能を搭載したWi-Fiルーター(親機)を用意する必要があります。
さらに、スマホなど子機側もビームフォーミングに対応していなければなりません。
これは、親機が子機の位置を特定するために特殊な通信を利用するためです。
ビームフォーミングに対応する端末・子機は?
スマートフォンでは「iPhone 6」以降や、一部のAndroid端末でビームフォーミングを利用できます。また、ビームフォーミング非搭載の端末であっても、ビームフォーミングを搭載したWi-Fi子機(無線LAN子機)を経由することで対応させることができます。
くわしくは、下記ページを参考にしてください。
11ac対応機器を購入するなら、ココもチェック!
Wi-Fiルーターなど11ac対応機器を購入するなら、複数の端末を同時に高速通信できる「MU-MIMO」を搭載したものがおすすめです。