スマートフォンでデータ通信する際にWi-Fiを活用することで、使用料の節約につながる場合があります。できるだけパケット通信量を減らして、料金プランの見直しをしてみましょう。
Wi-Fiにつなぐとスマホの料金を節約できる?
スマートフォンをWi-Fiにつなぐことで、なぜ料金の節約になるのでしょうか?このことを理解するために、まず基本的な料金プランの内容について見ておきましょう。
スマホの料金プランはパケット通信定額制が一般的
一般的なスマートフォンの契約プランでは、通信にかかるデータ量によって料金が異なります。ここで言う「データ量」とは、4G/LTEなど携帯電話用のシステムを利用したときの通信(パケット通信)にかかるデータ量です。
例えば、ドコモのパケット通信定額サービス「パケットパック」では、ひとり向けの標準的なプランとしてデータMパックがあり、月額定額料は5,000円(税抜)です。これは、月々のパケット通信量が5GBまでであれば、定額の5,000円で利用できることを意味します。
パケット通信量の追加には別料金がかかる
利用可能なパケット通信量を超えてしまうと通信制限がかけられ、通信速度が遅くなります。パケット通信量は追加することができますが、オプション料金が発生してしまいます。
パケット通信量を抑えると低料金プランに変更できる
反対に、月々のパケット通信量を2GBまでに抑えることができれば、データSパックに変更することで月額定額料を1,500円節約することができます。
いずれにしても、なるべくパケット通信量を少なくすることが、スマホ料金の節約につながるわけです。
Wi-Fiを使ってパケット通信量を抑える
パケット通信量を少なくするために活用したいのが、Wi-Fiです。
スマートフォンをインターネットに接続するとき、常に4G/LTEを使うとパケット通信量をどんどん消費してしまいますが…
自宅ならWi-Fiルーターに接続し、外出先なら公衆無線LANを利用することで、パケット通信量を抑えることができます。
特に通信にかかるデータ量が大きい動画の視聴やアプリ・音楽のダウンロードなどは、できるだけWi-Fiを活用してスマホの料金(パケット代)を節約しましょう。